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755【進路とキャリア6】奨学金の話し

今、進学する人の半数が利用していると言われている奨学金。もちろん借りないでいいのなら、それに越したことはありませんが、大学でやりたいことがある人にとって、経済的な助けが必要なら奨学金を利用してでも進学すべきだと思います。

詳しくはシュミレーションもありますので、気になる方は、実際に借りる金額を入力して検討されることをお勧めしますが、ここでは代表的なお話を含め、紹介をしたいと思います。

仮に600万円の奨学金を借りたとして、

月々の支払いについては、奨学金の種類や返還方式によって異なります。 一般的には、以下のような計算方法で求めることができます。

1つが定額返済方式で、これは月々の返済額が一定のもので、もう1つが所得変動返済方式です。これは月々の返済額が所得によって変動する変換方式で、例えば無利子の第1種奨学金で600万円を借りて返済期間を20年にした時に月々の支払いは定額返済方式で25,000円。所得変動返済方式だと年収300万円だと月々15,000円、500万円だと月々25,000円、800万円だと月々40,000円の返済額になるようです。

所得変動返還方式では手取り収入の約10%が月々の返済になると覚えておくといいと思います。こうお話しすると大したことはないと思うかもしれませんが、家計で一番かかる家賃や住宅ローンが収入の30%が上限とされますから、この金額は「じんわり効くボディーブロー」のようなものです。

ここでは無利子の第1種の計算を出しましたが、有利子の第2種も含めて借入を行うので実際の支払額はもう少し多くなると思います。また所得変動返済方式はある一定の所得がない場合には返還免除になる場合もあり、病気や失業で収入が途絶えた場合にも安心です。ただ所得変動返済は最長で35年で終了時に残額がある場合は一括返済になりますので注意も必要です。

詳しくは日本学生支援機構へ

https://www.jasso.go.jp/index.html

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