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高校卒業で公務員になって社会に出る

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消防官を目指すには

消防士の試験は大きく3つある

消防士(消防吏員)の試験は地方公務員の分類で、その試験は各市町村やいくつかの市や町が集まってできている広域行政や組合ごとに試験が行われます。例えばあなたの住んでいる地域に10の市町村や広域消防があったとすれば、10の試験があるわけですが、試験日は重なりますので全部の消防試験を受けることはできません。

では最大でどれくらいの試験を受けられるのかと言うと、毎年、試験日が重ならない3つの消防試験が受験できます。

地元の消防

あなたの一番身近な地元で消防官になりたいと思う人も多いと思います。これをここでは地元の消防試験と説明しておきましょう。

この試験は通常は市町村ごとに行われますが、いくつかの市町村がまとまって広域消防や組合消防などが作られている地域も多くあります。そのような場合はその広域消防ごとに試験が行われます。

この地元の消防試験は、市町村ごとの特徴がよく出る試験だと言われていて、例えばある試験では、体力検査が筆記試験の前にあったり、筆記試験がSPIやSCOAで行われることもあります。この辺は昨年の試験要項をよく見て出願する必要があります。試験日は9月の第3週あたりに第1次試験を行うことが多いですが地域によっては10月に一次試験を行うところもあります。

政令市の消防

政令市とは区のある市を指します。札幌市や新潟市、福岡市や熊本市など全部で20の市がこれに当たります。

総務省政令指定都市

政令市の試験は都府県の試験と同じ日に行われますので、一般の市町村試験と日程が重なることがありませんので受験が可能になります。募集人数も地元の消防よりも多く、各地から受験者が集まってきます。

東京消防庁の受験

3つ目が東京消防庁の受験です。日本最大の消防組織で募集する消防官の人数も最大です。官公庁の組織では「〇〇市消防局」の「局」の上位にあるのが「庁」です。そういう名称からも分かるように東京消防庁は単に東京の消防という位置ずけではなく日本各地への出動要請や技術提携、消防官の研修などを支援してます。

東京消防庁の試験日程は他の2つの消防試験と重なることもなく毎年9月第2週か3週の日曜日に試験が行われます。この東京消防庁の試験は東京の他に、全国各地でサテライト会場を設けられるので、地方に住んでいる高校生にも受験しやすい環境が用意されています。

2019年度消防官募集|東京消防庁

東京消防庁の試験は他の試験よりも若干難易度が高い傾向にあるので、しっかりとした準備が必要です。

どこまで視野を広げるか?

高校生が消防官になるには、3つの試験があることをご紹介しましたが、この3つの試験をすべて受けるか、それとも2つにするか、1つにするかは、あなた次第です。

地元から離れたく無い人は、地元の消防を受験するだけで終わると思いますが、もし不合格になったとしたら消防官ではなく他の職種になっても自分の地元で働きたいという意志があるなら、他の職種についても調べてみましょう。

遠征して試験を受ける場合

政令市の消防官や東京消防庁を目指す人の中には、前日に宿泊をしなければ受験ができない人もいるかと思います。

試験を受けると決めたら早めに航空券や列車を調べ、予約をしておきましょう。宿泊もビジネスホテルなどを利用する場合には予約状況を早めに掴んでおきましょう。

航空券は早めに購入すると割引率が高いですし、有名なアーティストがコンサートやライブをやると、その周辺の宿泊先が全部予約でいっぱいになることもあります。また9月は台風シーズンでもあることも頭に入れておく必要もあります。

部活動は出来るだけ辞めない

消防官を目指す高校生の多くは、部活動に入っている人が多いと思います。部活動の負担は大きいですが、公務員試験の準備をするからといって部活動を途中でやめることは考えず、毎日の少しの時間を有効に使うような試験対策を考えていきましょう。

当たり前ですが部活動を途中でやめれば体力は落ちますし、面接での印象も悪くなります。

ただしこれも程度の問題で本番の試験が受けられないくらいに厳しいのなら、考えなければならないと思います。

家族の協力

公務員試験では受験料などの費用はかかりませんが、本番試験では交通費や宿泊費もかかりますし試験情報を聞いたり調べたりする時間もあまり無い状況では、高校現役で合格することは難しくなりますから、やはり経済的な援助や試験情報を調べてもらうことなどは家族の協力を仰ぐようにしましょう。