公務員予備校に行く選択
高校を卒業したら「公務員になります」とあなたが相談をしたとしても、本格的に公務員の受験指導をしてくれる学校は少ないかもしれません。
なぜなら
●希望する生徒が少ない
●科目が多くて指導が大変
●学校行事との調整が難しい
などの理由から「自分で調べてやるように」と言われてしまうと予備校に通うことを検討する方も多いでしょう。
今回は高校現役で合格を目指す人が予備校に通うケースについてお話したいと思います。
予備校に通えば、試験勉強のペースは掴めますし試験情報も入ってきます。しかし部活動に入っている人や自宅から予備校が遠い人などは予備校に通うことができません。
ここで負担に感じた部活動をやめる判断をするときには十分に考えてから結論を出しましょう。なぜなら公務員試験は筆記試験が全てではないからです。
公務員試験では、いかに高校生活を充実させてきたかを2次試験の面接で聞かれるなど、その人間性も見られます。
部活動をやめて試験の対策をすれば準備が進むかもしれませんが、
でも本質的に求められることは、学校生活と両立しながら試験を受ける所にあります。
高校生の公務員試験の基礎は中学卒業レベルです。正しい対策をすれば、部活動をしながらでも、予備校に通わなくても現役合格はできます。
特に、消防官や警察官を目指すなら、部活動は極力辞めないように。市役所や国家公務員を目指すなら、委員会活動や普段の学校の授業に力を入れて下さい。
普段の生活を疎かにして予備校に行く選択は取らないように心がけてください。